糸井宮前遺跡(読み)いといみやまえいせき

日本歴史地名大系 「糸井宮前遺跡」の解説

糸井宮前遺跡
いといみやまえいせき

[現在地名]昭和村糸井 大貫原

中棚なかだな遺跡のある段丘の二段下にある。標高四〇七メートル。関越自動車道建設に伴い、昭和五七年(一九八二)に発掘調査を実施。縄文時代古墳時代・平安時代の遺構が重複して発見された。縄文時代は前期集落が中心で、有尾式、諸磯a・b式の住居跡と土壙を、古墳時代は前期初頭石田川式、中期鬼高式の住居跡を、平安時代は榛名FP層の上に住居跡を各々検出。住居跡は総計一三〇軒以上にのぼる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android