糸井宮前遺跡(読み)いといみやまえいせき

日本歴史地名大系 「糸井宮前遺跡」の解説

糸井宮前遺跡
いといみやまえいせき

[現在地名]昭和村糸井 大貫原

中棚なかだな遺跡のある段丘の二段下にある。標高四〇七メートル。関越自動車道建設に伴い、昭和五七年(一九八二)に発掘調査を実施。縄文時代古墳時代・平安時代の遺構が重複して発見された。縄文時代は前期集落が中心で、有尾式、諸磯a・b式の住居跡と土壙を、古墳時代は前期初頭石田川式、中期鬼高式の住居跡を、平安時代は榛名FP層の上に住居跡を各々検出。住居跡は総計一三〇軒以上にのぼる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 礎石 北麓 なか

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む