糸入(読み)いといり

精選版 日本国語大辞典 「糸入」の意味・読み・例文・類語

いと‐いり【糸入】

  1. 〘 名詞 〙 ( 絹糸入りの意 ) 絹糸をもめん糸の中にまぜて織った織物。縞(しま)や絣(かすり)部分に絹糸を用いることが多い。いとじま。糸入り縞
    1. [初出の実例]「さっぱりとした糸入(イトイリ)のぬのこに小紋羽織」(出典談義本・つれづれ睟か川(1783)二)

いと‐いれ【糸入】

  1. 〘 名詞 〙 糸などを入れておく箱類。裁縫箱。
    1. [初出の実例]「身共が云ふ事を、聞くと忽ち糸入(イトイ)れに、遣ってしまふが」(出典:歌舞伎・伊勢平氏梅英幣(1820)大切)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む