糸入(読み)いといり

精選版 日本国語大辞典 「糸入」の意味・読み・例文・類語

いと‐いり【糸入】

  1. 〘 名詞 〙 ( 絹糸入りの意 ) 絹糸をもめん糸の中にまぜて織った織物。縞(しま)や絣(かすり)部分に絹糸を用いることが多い。いとじま。糸入り縞
    1. [初出の実例]「さっぱりとした糸入(イトイリ)のぬのこに小紋羽織」(出典談義本・つれづれ睟か川(1783)二)

いと‐いれ【糸入】

  1. 〘 名詞 〙 糸などを入れておく箱類。裁縫箱。
    1. [初出の実例]「身共が云ふ事を、聞くと忽ち糸入(イトイ)れに、遣ってしまふが」(出典:歌舞伎・伊勢平氏梅英幣(1820)大切)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む