糸屋の娘(読み)いとやのむすめ

精選版 日本国語大辞典 「糸屋の娘」の意味・読み・例文・類語

いとや【糸屋】 の 娘(むすめ)

  1. 俗謡、手鞠唄(てまりうた)などにうたわれた娘で、江戸本町二丁目糸屋にいたという美貌姉妹
    1. [初出の実例]「本町二丁目をとんとんとんとんとことん〈略〉糸屋娘は二十一はたち」(出典:歌謡・松の落葉(1710)四・六六・糸屋娘踊)
  2. 紡績工場の女子工員をいう俗語。〔かくし言葉の字引(1929)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「糸屋の娘」の解説

糸屋の娘
(通称)
いとやのむすめ

歌舞伎浄瑠璃外題
元の外題
本町糸屋娘 など
初演
享保14.9(大坂中座)

出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報

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