紀伊国神名帳(読み)きいのくにじんみようちよう

日本歴史地名大系 「紀伊国神名帳」の解説

紀伊国神名帳
きいのくにじんみようちよう

一冊

別称 南海道紀伊国神名帳

写本 国学院大学など

解説 若狭国神名帳などとともに六ヵ国神名帳の一に数えられる。紀伊国の大小諸大明神は一九三社、官知神七五社・未官知神一一八社とし、郡ごとに諸神をあげる。成立について本居内遠は、神職の作成ではなく国守の庁で記し定めたもので、時期も明確でないとしている。一説に平安時代末―鎌倉初期成立ともいうが、記載神の位階から疑問視され、かなり後世の成立ともいわれる。

活字本続群書類従三上、「神祇全書」五など

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む