事典 日本の地域ブランド・名産品 「紀州みなべの南高梅」の解説
紀州みなべの南高梅[加工食品]
きしゅうみなべのなんこううめ
和歌山県みなべ地方産の南高梅ならびにその南高梅を主要な原材料とする梅干。1950(昭和25)年、南部郷内で栽培されていた多くの梅から品種統一を図るため最優良品種の選抜が実施された。その結果、最優良品種と評価されたのが高田梅である。この選定に深くかかわった南部高等学校園芸科に敬意を表して高田梅が南高梅と命名された。紀州みなべの南高梅は、花は白色一重、2月上旬から下旬に開花する。大粒で平均30gほどの大きさ。皮がやわらかく果肉も厚い。2006(平成18)年11月、特許庁の地域団体商標に登録された。商標登録番号は第5003836号。地域団体商標の権利者は、みなべいなみ農業協同組合。
出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報