紀牛養(読み)きの うしかい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「紀牛養」の解説

紀牛養 きの-うしかい

?-? 奈良時代官吏
天平宝字(てんぴょうほうじ)2年(758)従五位下,武部(ぶぶの)(兵部)少輔(しょう)となる。4年西海道巡察使にえらばれ,防衛の要である西海道諸国が所定数の武器を製造していないので不慮にそなえるべきことを奏上した。少納言,右少弁を歴任後,一時位階を剥奪(はくだつ)された(藤原仲麻呂の乱に座したか)が,宝亀(ほうき)2年(771)復位した。名は牛甘ともかく。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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