少輔(読み)ショウ

デジタル大辞泉 「少輔」の意味・読み・例文・類語

しょう〔セウ〕【少輔】

律令制で、諸省の次官すけで、大輔たいふの下に位するもの。しょうゆう。すないすけ。
[補説]歴史的仮名遣いは「せうふ」の音変化した「せふ」とする説もある。

しょう‐ゆう〔セウイウ〕【少×輔】

しょう(少輔)

すない‐すけ【×輔/副】

しょう(少輔)

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精選版 日本国語大辞典 「少輔」の意味・読み・例文・類語

しょう‐ゆうセウイウ【少輔】

  1. 〘 名詞 〙
  2. しょう(少輔)〔頓要集(14C後‐15C前)〕
  3. 明治二~一九年(一八六九‐八六)に置かれた各省、および神祇官職名一つ大輔次位にあって大輔と共に卿の職掌を補佐する勅任官

しょうセウ【少輔】

  1. 〘 名詞 〙 ( 歴史的かなづかいは「少輔(せうふ)」の下略とみて「せう」としたが、「せうふ」の変化した「せふ」であるとする説もある ) 令制八省次官で大輔(たいふ)の下に位するもの。しょうゆう。すないすけ。〔令義解(718)〕

すない‐すけ【少輔・少副】

  1. 〘 名詞 〙 令制の第二等官である次官(すけ)うち下位のもの。少副(神祇官)、少輔(省)、少弼弾正台)、少弐大宰府)などの字を当てる。〔拾芥抄(13‐14C)〕

しょう‐ふセウ‥【少輔】

  1. 〘 名詞 〙しょうゆう(少輔)

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