紅井村(読み)くれないむら

日本歴史地名大系 「紅井村」の解説

紅井村
くれないむら

[現在地名]丹波町字豊田とよた

高屋たかや川の両岸を占め、曾根そね村・印内いんない村・新町しんまち村の北に位置する。河岸地域には田地もみられるが、南部地域は高原状である。集落部が東から順にたに・紅井・新宮しんぐうと並ぶためか近世にはなか村ともよばれた。寛政十一年丹波国大絵図には「紅井谷村」に隣して「中村」と記されている。

年号は不明だが、室町時代のものと思われる蜷川家文書断簡に、「丹波山内庄八ケ村 小川殿御料」の内として「紅村 伊勢七郎右衛門殿御知行」と記される。なお村内には小字山内がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む