紅天狗茸(読み)ベニテングタケ

デジタル大辞泉 「紅天狗茸」の意味・読み・例文・類語

べに‐てんぐたけ【紅天××茸】

テングタケ科のキノコ。有毒。夏から秋、深山の林内に生え、高さ10~20センチ。傘は深紅色から橙黄色で、表面に白いいぼがある。柄は白く、途中膜状つばがあり、下端は膨れている。あかはえとり。

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精選版 日本国語大辞典 「紅天狗茸」の意味・読み・例文・類語

べに‐てんぐたけ【紅天狗茸】

  1. 〘 名詞 〙 担子菌類テングタケ科の毒キノコ。秋、各地の山林内地上に発生する。傘は初め球形でのち平らになり、径一〇~二〇センチメートル。表面は真紅色ないし橙黄色で、子実体を包んでいた外皮膜がちぎれて、多数の白いいぼ状になって付着している。《 季語・秋 》
    1. [初出の実例]「猛毒茸ベニテングダケに似たタマゴダケ」(出典:くさびら譚(1968)〈加賀乙彦〉五)

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