紅摺(読み)べにずり

精選版 日本国語大辞典 「紅摺」の意味・読み・例文・類語

べに‐ずり【紅摺】

  1. 〘 名詞 〙 浮世絵版画技法一つで、墨板のほか少数の色彩版木で印刷するもの。はじめ紅・緑の二色であったが、しだいに五~六色までふえた。また、その刷ったもの。
    1. [初出の実例]「忽自吾妻錦絵移、一枚紅摺(ベニスリ)沽時」(出典狂詩寝惚先生文集(1767)一・詠東錦絵)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む