紅栄(読み)こうえい

精選版 日本国語大辞典 「紅栄」の意味・読み・例文・類語

こう‐えい【紅栄】

  1. 〘 名詞 〙 春、赤い花が咲き栄えること。秋に木の葉が黄に染まって散ることを「黄落」というところから、多く「紅栄黄落」の形で用いられ、時節人心のうつろいやすいことにたとえる。
    1. [初出の実例]「紅栄黄落す 一樹(いっしう)の春の色秋の声〈菅原文時〉」(出典和漢朗詠集(1018頃)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android