紙人形春の囁き

デジタル大辞泉プラス 「紙人形春の囁き」の解説

紙人形春の囁き

1926年公開の日本映画。監督:溝口健二原作田中栄三撮影:横田達之。出演岡田時彦梅村蓉子山本嘉一島耕二、市川春衛ほか。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

世界大百科事典(旧版)内の紙人形春の囁きの言及

【田中栄三】より

…トーキー以後はほとんど作品がなく,現場から退いた後は,日本映画俳優学校で多くの人材を育てた。関東大震災直後,森岩雄らと日活金曜会で企画の刷新をはかり,溝口健二《紙人形春の囁き》(1926),阿部豊《彼をめぐる五人の女》(1927)など日本映画の古典的名作として記録されることになる作品のシナリオを書いた。晩年は大学の芸術学部や撮影所の俳優養成所で演技理論と実際の指導にあたり,また,今井正《また逢う日まで》(1950),豊田四郎《雁》(1953)その他に特別出演している。…

※「紙人形春の囁き」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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