素琴(読み)そきん

精選版 日本国語大辞典 「素琴」の意味・読み・例文・類語

そ‐きん【素琴】

  1. 〘 名詞 〙 装飾、上塗りがほどこされていない木地のままの琴。
    1. [初出の実例]「素琴申旧意、塵穢不君」(出典凌雲集(814)別故人之任贈琴〈小野岑守〉)
    2. [その他の文献]〔礼記‐喪服四制〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「素琴」の読み・字形・画数・意味

【素琴】そきん

飾りのない琴。〔宋書、隠逸、陶潜伝〕潛、聲を解せず。素琴一張を畜(たくは)ふるも、絃無し。酒に、輒(すなは)ち撫弄(ぶろう)して、以て其のを寄す。

字通「素」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む