紫根染(読み)シコンゾメ

デジタル大辞泉 「紫根染」の意味・読み・例文・類語

しこん‐ぞめ【紫根染(め)】

紫根で染めること。また、染めたもの。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「紫根染」の意味・読み・例文・類語

しこん‐ぞめ【紫根染】

〘名〙 紫根から採った染料に、木綿灰汁(あく)通しした絹布などを浸けて染めること。また、その染めた布。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「紫根染」の意味・わかりやすい解説

紫根染
しこんぞめ

紫染ともいう。ムラサキ (紫)の根から抽出した染料を使った染色。灰汁を媒染とする。紫色に染まるが色素成分は不明。奈良時代から染められていたが,現在は岩手県および秋田県一部でしか生産されていない。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android