精選版 日本国語大辞典 「紫腰」の意味・読み・例文・類語 むらさき‐ごし【紫腰】 〘 名詞 〙 紫色の袴。蹴鞠(けまり)の免許のしるしとして蹴鞠の家飛鳥井・難波の両家から着用を許されるもの。町人は紫裾濃まで、士以上には総紫の袴が許された。[初出の実例]「此男の器ようさ〈略〉棊二つと申、鞠はむらさき腰(コシ)をゆるされ」(出典:浮世草子・日本永代蔵(1688)六) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例