紫酢漿草(読み)ムラサキカタバミ

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「紫酢漿草」の意味・読み・例文・類語

むらさき‐かたばみ【紫酢漿草】

  1. 〘 名詞 〙 カタバミ科の多年草。南アメリカ原産で、江戸中期に渡来し、現在では各地に帰化している。高さ一〇~二〇センチメートル。地下に卵形赤褐色鱗茎がある。葉は三個の倒心臓形の小葉からなり長柄をもち根生。六~七月、葉間から長い花柄がのび淡紅色の五弁花がかさ形に集まって咲く。種子はできない。ききょうかたばみ。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android