…(1)室町時代の守護大名(図1)。足利氏の祖である清和源氏源義康の次男義清から出た。義清の孫義季のとき,本家の三河守護足利義氏に従って下野から三河に移り,細川(現,岡崎市北部)の地を本拠とし,細川氏を称した。鎌倉期は所領も狭小で,足利氏の惣領的支配に従属する小領主にすぎなかった。元弘・建武の争乱に際し足利尊氏に従った細川一族は各地で戦功を挙げ,ことに1335年(建武2)の尊氏離反後は,俊氏の孫定禅らが四国,中国方面の軍勢催促に活躍,翌年尊氏の西下に当たり細川顕氏,和氏,定禅らは四国における足利方の再建をゆだねられ,以後同氏が四国に勢力を扶植する端緒となった。…
※「細川興元」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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