精選版 日本国語大辞典 「細胞毒素」の意味・読み・例文・類語 さいぼう‐どくそサイバウ‥【細胞毒素】 〘 名詞 〙 動物の体細胞で他の動物を免疫したときに生じる一種の抗体。免疫原である組織や臓器に対して毒作用を持つ。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「細胞毒素」の意味・わかりやすい解説 細胞毒素さいぼうどくそcytotoxin 抗原抗体反応によって,特定の臓器に選択的に作用し,これに障害を与える抗体をいう。 E.メチニコフにより命名された。いま,ある動物の腎臓抽出液を繰返し他種の動物に注射すると,その抽出液に対し,臓器特異性の抗体がつくられ,抗体を生じた動物の腎臓が障害を受ける。このような抗体,すなわち細胞毒素をつくる原因となる臓器特異的抗原については不明の点が多い。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by