精選版 日本国語大辞典 「組違」の意味・読み・例文・類語
くみ‐ちがえ ‥ちがへ【組違】
〘名〙
① 組み方をまちがえること。くみちがい。「活字の組み違え」
② 交差して組むこと。また、そのもの。
③ 馬具の鞦(しりがい)で、馬の尾に掛けて交差して結ばれたところ。くみちがい。
くみ‐ちが・える ‥ちがへる【組違】
〘他ア下一(ハ下一)〙 くみちが・ふ 〘他ハ下二〙 (室町頃からヤ行にも活用した)
① 組み方をまちがえる。違った組み方をする。「活字を組み違える」
② 交差して組む。交互に組み合わせる。
※日葡辞書(1603‐04)「ヒザヲ cumichigayuru(クミチガユル)」
くみ‐ちが・う ‥ちがふ【組違】
[1] 〘他ワ五(ハ四)〙 組み方が違う。組みまちがう。
[2] 〘他ハ下二〙 ⇒くみちがえる(組違)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報