デジタル大辞泉 「結く」の意味・読み・例文・類語 いわ・く〔いはく〕【▽結く】 [動カ五(四)]「いわえる」に同じ。「乃公おれが舐なめて遣ったり、―・いて遣ったり」〈紅葉・多情多恨〉[可能]いわける す・く【▽結く/▽編く】 [動カ五(四)]糸で網などを編む。「漁網を―・く」[可能]すける[カ下一] 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「結く」の意味・読み・例文・類語 す・く【結・編】 〘 他動詞 カ行四段活用 〙 糸で網を編む。[初出の実例]「皇軍(をいくさ)、葛網(かつらあみ)を結(スキ)て掩襲(おそ)ひ殺(ころ)す」(出典:日本書紀(720)神武即位前己未年二月(北野本室町時代訓)) いわ・くいはく【結】 〘 他動詞 カ行五(四) 〙 =いわえる(結)[初出の実例]「乃公(おれ)が舐めて遣ったり、結(イハ)いて遣ったり」(出典:多情多恨(1896)〈尾崎紅葉〉後) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例