結紐(読み)むすびひも

精選版 日本国語大辞典 「結紐」の意味・読み・例文・類語

むすび‐ひも【結紐】

  1. 〘 名詞 〙 より合わせて作った紐。また、衣服や箱などに結ぶためにつけられた紐。
    1. [初出の実例]「男女、並に衣服(ころも)は、襴(すそつき)有り襴無き、及び結紐(ムスヒヒモ)、長(なか)紐、意の任(まま)に服(き)よ」(出典日本書紀(720)天武一三年閏四月(寛文版訓))

ゆい‐ひもゆひ‥【結紐】

  1. 〘 名詞 〙 結ぶための紐。特に、衣服の前部にとりつけて、前のあかないように結ぶ紐。むすびひも。ゆいお。
    1. [初出の実例]「狩衣ほやの藍ずりたちかへてあけのゆひひも結びしてたり」(出典:散木奇歌集(1128頃)雑上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「結紐」の読み・字形・画数・意味

【結紐】けつちゆう

誓う。

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