絶対等級(読み)ぜったいとうきゅう

精選版 日本国語大辞典 「絶対等級」の意味・読み・例文・類語

ぜったい‐とうきゅう ‥トウキフ【絶対等級】

〘名〙 天体を一〇パーセク(約三二・六二光年)の距離から見たときの明るさの等級。記号Mで表わす。実光度

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デジタル大辞泉 「絶対等級」の意味・読み・例文・類語

ぜったい‐とうきゅう〔‐トウキフ〕【絶対等級】

天体を10パーセク(32.6光年)の距離から見たときの明るさを等級で表したもの。天体の真の明るさを比較するのに用いられる。→実視等級

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百科事典マイペディア 「絶対等級」の意味・わかりやすい解説

絶対等級【ぜったいとうきゅう】

天体を10パーセク(32.6光年)の距離から見たときの光度の等級。天体の真の光度を比較するのに利用する。ふつう−5〜+10等,太陽は+5等。
→関連項目恒星光度ヘルツシュプルング=ラッセル図

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改訂新版 世界大百科事典 「絶対等級」の意味・わかりやすい解説

絶対等級 (ぜったいとうきゅう)

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法則の辞典 「絶対等級」の解説

絶対等級【absolute magnitude】

地球から10パーセク(32.6光年)の距離に問題の星をおいたときの等級.1パーセクとは年周視差角度で1秒である距離(3.26光年)を指す.

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世界大百科事典(旧版)内の絶対等級の言及

【等級】より

…星は距離が違うだけでなく,実際の明るさもさまざまだから,それを比較するには星を10パーセクの距離においた等級に換算する。これを絶対等級(大文字Mで表す)という。距離がπパーセクの星では,Mm+5-5logπとなる。…

※「絶対等級」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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