デジタル大辞泉
「綜麻」の意味・読み・例文・類語
へ‐そ【×綜▽麻/巻=子】
《「へ」は動詞「綜る」の連用形から。「そ」は「麻」》紡いだ糸を環状に幾重にも巻いたもの。おだま。おだまき。
「―紡麻を針に貫きて」〈記・中〉
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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へ‐そ【綜麻・巻子】
- 〘 名詞 〙 ( 「へ」は下二段動詞「ふ(綜)」の連用形から。「そ」は「麻」 ) 織機にかけられるようにより合わせた麻糸。また、つむいだ麻糸を巻きつけた糸巻の一種。
綜麻〈機織彙編〉
- [初出の実例]「赤土を以て床の前(へ)に散らし、閇蘇(ヘソ)〈此の二字は音を以ゐる〉紡麻を針に貫きて、其の衣の襴に刺せ」(出典:古事記(712)中)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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