綜麻(読み)ヘソ

デジタル大辞泉 「綜麻」の意味・読み・例文・類語

へ‐そ【×麻/巻子】

《「へ」は動詞る」の連用形から。「そ」は「麻」》紡いだ糸を環状に幾重にも巻いたもの。おだま。おだまき。
「―紡麻うみをを針に貫きて」〈・中〉

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精選版 日本国語大辞典 「綜麻」の意味・読み・例文・類語

へ‐そ【綜麻・巻子】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「へ」は下二段動詞「ふ(綜)」の連用形から。「そ」は「麻」 ) 織機にかけられるようにより合わせた麻糸。また、つむいだ麻糸を巻きつけた糸巻一種
    1. 綜麻〈機織彙編〉
      綜麻〈機織彙編〉
    2. [初出の実例]「赤土を以て床の前(へ)に散らし、閇蘇(ヘソ)〈此の二字は音を以ゐる〉紡麻を針に貫きて、其の衣の襴に刺せ」(出典古事記(712)中)

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