綺麗さっぱり(読み)キレイサッパリ

デジタル大辞泉 「綺麗さっぱり」の意味・読み・例文・類語

きれい‐さっぱり【×綺麗さっぱり】

[形動][文][ナリ]非常にすっきりとしたさま。
相談ずくで―に別れたにしたところで」〈虚子・杏の落ちる音〉
[副](スル)
すっきりとして、あとに何も残らないさま。「綺麗さっぱり(と)忘れる」
清潔で汚れていないさま。また、清潔で心地よいさま。「綺麗さっぱり(と)洗い上げる」「シャワーを浴びて綺麗さっぱり(と)する」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「綺麗さっぱり」の意味・読み・例文・類語

きれい‐さっぱり【綺麗さっぱり】

  1. [ 1 ] 〘 形容動詞ナリ活用 〙 非常にすっきりとしたさま。すっぱりと思い切ったさま。
    1. [初出の実例]「必ず其上は請ませぬぞと、奇麗さっぱりなこと云うて」(出典:滑稽本・古朽木(1780)四)
  2. [ 2 ] 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴うこともある ) [ 一 ]に同じ。
    1. [初出の実例]「水晶の壺に清水を満たしたやうに純潔(キレイ)さっぱり、裏表も無い心を持って居ると」(出典椀久物語(1899)〈幸田露伴〉六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

収穫年度を2年経過した米。《季 秋》[類語]米・玄米・白米・新米・古米・粳うるち・粳米・糯もち・糯米・黒米・胚芽米・精白米・内地米・外米・早場米・遅場米・新穀・米粒・飯粒・小米・屑米...

古古米の用語解説を読む