綾ノ前遺跡(読み)あやのまえいせき

日本歴史地名大系 「綾ノ前遺跡」の解説

綾ノ前遺跡
あやのまえいせき

[現在地名]三条市月岡 綾ノ前

嵐南東山丘陵の末端平野へ突出する台地標高約二五メートルの平坦地に所在。昭和五三年(一九七八)発掘調査が実施された。縄文時代前期から平安時代まで断続的に生活が営まれている。出土遺物は縄文時代前―晩期弥生時代中期、平安時代、中世と幅広く、遺構はフラスコ状のものを含む土壙一一基とピット二三基が発見され、縄文・弥生の両時代のものが存在する。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android