綾羅木川(読み)あやらぎがわ

日本歴史地名大系 「綾羅木川」の解説

綾羅木川
あやらぎがわ

現下関市の北部、おにじよう(六一九・六メートル)の南東麓、内日上うついかみ水源を発し、竜王りゆうおう山の東麓を南流、石原いしわらの辺りから流路を変え西流しひびき灘へ注ぐ。全長約九・五キロ。

綾羅木川の河畔に建っていた普賢ふげん寺の縁起には「背後之流似異国之松江以山号松江云々」と記され、中国の松江に似ているとされたという。

この川の水は灌漑用水として使われたため、本支流(高伏川・砂子多川・上松川)ともに番水の制度があった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む