緋桃(読み)ヒモモ

デジタル大辞泉 「緋桃」の意味・読み・例文・類語

ひ‐もも【×緋桃】

花が濃紅色の桃。ひとう 春》「―咲き畑まっすぐに畝つくる/白葉女」

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精選版 日本国語大辞典 「緋桃」の意味・読み・例文・類語

ひ‐とう‥タウ【緋桃】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ひもも(緋桃)〔文明本節用集(室町中)〕
  3. ひもも色のこと。
    1. [初出の実例]「衣の色は〈略〉カメロンは緋桃(ヒタウ)を用ゆ」(出典花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉附録六)
    2. [その他の文献]〔唐彦謙‐緋桃〕

ひ‐もも【緋桃】

  1. 〘 名詞 〙 モモの、花の色が緋色のもの。ひとう。《 季語・春 》
    1. [初出の実例]「仙家かな担桶(たご)に緋桃(ヒモモ)の影清き」(出典:浮世草子・風俗遊仙窟(1744)二)

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