緑ヶ丘古墳(読み)みどりがおかこふん

日本歴史地名大系 「緑ヶ丘古墳」の解説

緑ヶ丘古墳
みどりがおかこふん

[現在地名]長尾町昭和

雲附くもつけ山南麓にあり、六世紀末に築造され、七世紀に入って追葬されている。墳丘現況では直径一二メートルの円墳で、ほとんど削平され、主体部の石室が床面から五〇センチほどを残すだけになっているが、築造当初の墳丘は高さ三メートルを超えていたものと思われる。主体部は玄室が長さ三・二メートル、幅一・九メートルの片袖式で、羨道は長さ三・四メートル。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android