線条体黒質変性症(読み)センジョウタイコクシツヘンセイショウ

デジタル大辞泉 「線条体黒質変性症」の意味・読み・例文・類語

せんじょうたいこくしつ‐へんせいしょう〔センデウタイコクシツヘンセイシヤウ〕【線条体黒質変性症】

多系統萎縮症の一病型。大脳基底核線条体黒質神経細胞変性・脱落していく病気動作緩慢、筋肉のこわばり、転びやすいなどパーキンソン病に似た症状で発症し、これに立ちくらみや排尿困難などの自律神経症状歩行障害や発音障害などの小脳性運動失調が加わって進行していく。50歳以降に発病することが多い。SND (striatonigral degeneration)。→オリーブ橋小脳萎縮症シャイ・ドレーガー症候群

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android