ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「編組工芸」の意味・わかりやすい解説 編組工芸へんそこうげいbinding craft 編んだり,組んだりして制作された手工芸品をいう。竹,籐 (とう) ,ふじ,あけび,柳,がま,麦わらなどを素材とし,これら材料の多い中国,東南アジア,日本で古くから家具,敷物,すだれ,その他各種の生活用具に使われた。機能的な実用性,柔軟で堅牢な材質,斬新なデザインなどの点で独自の特性をもっている。技術の面で機械化が困難であるため工芸的な特徴を保ち続けている。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by