練り香(読み)ねりこう

精選版 日本国語大辞典 「練り香」の意味・読み・例文・類語

ねり‐こう‥カウ【練香・煉香】

  1. 〘 名詞 〙 香の一種薫物(たきもの)沈香(じんこう)白檀(びゃくだん)麝香(じゃこう)などの粉末甲香を混ぜ、甘葛(あまずら)や蜜を加えて練り合わせたもの。あわせこう。あわせたきもの。
    1. [初出の実例]「焚き罩(こ)むる錬香(ネリカウ)」(出典虞美人草(1907)〈夏目漱石〉二)

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