縁の糸(読み)えんのいと

精選版 日本国語大辞典 「縁の糸」の意味・読み・例文・類語

えん【縁】 の 糸(いと)

  1. 夫婦の縁をつなぐ糸。
    1. [初出の実例]「きるに切れぬ縁(えン)の糸結ぶの神の神かけて」(出典浄瑠璃神霊矢口渡(1770)四)
  2. 開帳供養などのとき、仏像の手などに掛けて垂らしておく糸。信者がこれの一端を引き、仏の力を得ようとするためのもの。普通、五色の糸を用いる。
  3. えん(縁)の綱

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む