縁の糸(読み)えんのいと

精選版 日本国語大辞典 「縁の糸」の意味・読み・例文・類語

えん【縁】 の 糸(いと)

  1. 夫婦の縁をつなぐ糸。
    1. [初出の実例]「きるに切れぬ縁(えン)の糸結ぶの神の神かけて」(出典浄瑠璃神霊矢口渡(1770)四)
  2. 開帳供養などのとき、仏像の手などに掛けて垂らしておく糸。信者がこれの一端を引き、仏の力を得ようとするためのもの。普通、五色の糸を用いる。
  3. えん(縁)の綱

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例

パソコンやサーバーに侵入して機密文書や顧客情報のデータを暗号化して使えない状態にし、復元と引き換えに金銭を要求するコンピューターウイルス。英語で身代金を意味する「ランサム」と「ソフトウエア」から名付...

ランサムウエアの用語解説を読む