縄取(読み)なわとり

精選版 日本国語大辞典 「縄取」の意味・読み・例文・類語

なわ‐とりなは‥【縄取】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( 「なわどり」とも ) 縛った罪人などが逃げないように、その縄のはしなどを持つこと。また、その人。縄持ち。
    1. [初出の実例]「手綱とは、帆に付たるなわとり」(出典:梵舜本沙石集(1283)八)
    2. 「大納言殿縄取(ナワトリ)に引へられて、中門へ出給ふ」(出典太平記(14C後)一三)
  3. なわうち(縄打)
    1. [初出の実例]「御所の御屋敷五十間四方に、なわ取沙汰之」(出典:多聞院日記‐天正一二年(1584)一〇月一六日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む