縦観(読み)じゅうかん

精選版 日本国語大辞典 「縦観」の意味・読み・例文・類語

じゅう‐かん‥クヮン【縦観】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「縦」は気のむくままの意 ) 思うままに見物すること。気ままに見ること。勝手に観覧すること。縦覧。しょうかん。
    1. [初出の実例]「前半夜隣近の縦観を許す」(出典:都繁昌記(1837)劇場)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「縦観」の読み・字形・画数・意味

【縦観】しようかん(くわん)

思うままに観る。〔史記、高祖紀〕高常(かつ)て咸陽に(えう)(徭役)し、縱して秦の皇、喟然(きぜん)として太息して曰く、嗟乎(ああ)大夫、當(まさ)に此(かく)の如くなるべきなりと。

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