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縦〔縱〕 ジュウ

デジタル大辞泉の解説

じゅう【縦〔縱〕】[漢字項目]

[音]ジュウ(慣) ショウ(漢) [訓]たて ほしいまま たとい よしや
学習漢字]6年
〈ジュウ〉
たて。「縦横縦走縦断
思う存分にする。ほしいまま。「縦覧操縦放縦
〈ショウ〉ほしいまま。「放縦
〈たて〉「縦軸縦笛
[名のり]なお
[難読]縦令(たとい・たとえ)

たて【縦/経/×竪】

上下の方向。また、その長さ。「首を―に振る」「―書き」⇔
前後の方向。また、その長さ。「―に一列に並ぶ」⇔
立体や平面のいちばん長い方向。「布を―に裂く」⇔
南北の方向。「大陸を―に貫く大河」⇔
身分・階級・年齢などによる、人間の上下の関係。「―社会」⇔
織物の縦糸。⇔

ほしい‐まま【縦/恣/×擅】

[形動][文][ナリ]《「ほしきまま」の音変化》思いのままに振る舞うさま。自分のしたいようにするさま。「権力を―にする」「―な空想にひたる」

ほしき‐まま【縦/恣/×擅】

[形動ナリ]ほしいまま」に同じ。
「巧みにして―なるは失のもとなり」〈徒然・一八七〉

よし【縦】

[副]《形容詞「よし」から。「可(よ)し」と仮に許す意》
(仮定の表現を伴って)仮に。たとえ。よしんば。万一。
「―解った処が仕様の無い話で」〈小杉天外はやり唄
満足ではないがやむをえないとするさま。ままよ。
「人皆は萩を秋と言ふ―我は尾花が末(うれ)を秋とは言はむ」〈・二一一〇〉

出典|小学館デジタル大辞泉について | 情報 凡例

大辞林 第三版の解説

よし【縦】

( 副 )
〔「可し」と仮に許す意〕
(下に仮定の言い方を伴う)好ましくないことであっても…だ、の意を表す。たとえ。かりに。万一。 「 -命を失おうとも悔いはしない」 「 -其れが出来難いにせよ/武蔵野 独歩
不満足だがまあしかたがない、それはそれでまあいい、などの気持ちを表す。ままよ。 「人皆は萩を秋と言ふ-我は尾花が末うれを秋とは言はむ/万葉集 2110
[句項目]

出典|三省堂大辞林 第三版について | 情報

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