繆荃蓀(読み)びゅうせんそん(その他表記)Miao Quan-sun

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「繆荃蓀」の意味・わかりやすい解説

繆荃蓀
びゅうせんそん
Miao Quan-sun

[生]道光24(1844)
[没]1919
中国,清末の学者。江蘇省江陰県の人。字,炎之,筱珊 (しょうさん) 。号,芸風。光緒2 (1876) 年進士に及第。張之洞を助けて『順天府志』の編纂にあたり,また国史館纂修総纂として儒林,文苑,循吏,孝友,隠逸の5伝を著わした。義和団事変ののち,渡日して教育事情を調査,帰国後江南図書館,京師図書館の整備拡充にあたり,『善本書目』を著述。民国になってから上海に住み,『清史』編纂を統べ,また『江蘇通志』などを編纂した。著書『芸風堂文集・続集』 (16巻) ,『金石目』 (18巻) ,『蔵書記・続』 (16巻) ,編著『雲自在龕 (がん) 叢書』『対雨楼叢書』『藕 (ぐう) 香零拾』など。

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