繋轆橛(読み)けろけつ

精選版 日本国語大辞典 「繋轆橛」の意味・読み・例文・類語

けろ‐けつ【繋轆橛】

  1. 〘 名詞 〙 ( 驢馬(ろば)をつなぐ路傍の木杙(きぐい)の意から ) 仏語。まったく役に立たないものの意で、しかもそうしたものに束縛され自由を失うこと。いたずらに一字一句文字にとらわれ、悟りの境地から遠ざかるたとえ。禅家で用いる。
    1. [初出の実例]「一千公案繋馿橛、学者江湖飯袋徒」(出典:狂雲集(15C後)戒参玄僧智恵)
    2. [その他の文献]〔碧巖録‐一則・本則〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む