繋馬(読み)つなぎうま

精選版 日本国語大辞典 「繋馬」の意味・読み・例文・類語

つなぎ‐うま【繋馬】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「つなぎむま」とも表記 )
  2. 綱などでつないである馬。つなぎとめた馬。
    1. [初出の実例]「つなぎ馬にのりながら、うちあふる物もあり」(出典:曾我物語(南北朝頃)九)
  3. 紋所の名。杭(くい)に馬をつないださまを図案化したもの。相馬家の家紋として名高い。
    1. [初出の実例]「相馬はつなき馬の紋也」(出典:俳諧・類船集(1676)津)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「繋馬」の解説

繋馬
(通称)
つなぎうま

歌舞伎浄瑠璃外題
元の外題
御贔屓繋馬
初演
文化10.11(江戸森田座)

出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報

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