繹史(読み)エキシ

デジタル大辞泉 「繹史」の意味・読み・例文・類語

えきし【繹史】

中国史書歴史学者馬驌ばしゅく撰。全160巻。上代から末期までの歴史資料を収集整理し、紀事本末体に配列したもの。

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精選版 日本国語大辞典 「繹史」の意味・読み・例文・類語

えきし【繹史】

  1. 中国の史書。一六〇巻。清の馬驌(ばしゅく)の著。「繹」は「演繹」の意で、上代から秦末までの歴史史料を収集整理したもの。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「繹史」の意味・わかりやすい解説

繹史
えきし
Yi-shi; I-shih

中国の史書。 160巻。清の馬しゅくの撰。太古から秦末までの歴史を記す。紀事本末体で叙述され,史料を広く集め原文をそのまま集録し,ときに疎漏もあるが,古代史参考書として利用価値は高い。

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