精選版 日本国語大辞典 「纂記」の意味・読み・例文・類語 さん‐き【纂記】 〘 名詞 〙① ( ━する ) 集め、しるすこと。[初出の実例]「新に歴代の位牌を作り、併せてこれを纂記(サンキ)して」(出典:渋江抽斎(1916)〈森鴎外〉一九)② その氏族の系譜、事跡などをしるした文書。氏文(うじぶみ)。継文(つぎぶみ)。[初出の実例]「纂記」(出典:釈日本紀(1274‐1301)一五)纂記の補助注記「釈日本紀」例にあたる「書紀‐持統五年八月」には「墓記」とある。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例