普及版 字通 「罌」の読み・字形・画数・意味
19画
(異体字)罌
20画
[字訓] かめ
[説文解字]
[字形] 形声
声符は(えい・おう)。〔方言、五〕に瓮などかめの類の諸名を列し、「は其の語なり」という。は貝飾り、腹のふくらみのある形をいう。字はまた罌に作る。
[訓義]
1. かめ、もたい。
2. とくり。
3. 字はまた罌に作る。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕 カメ・ツボ 〔字鏡集〕 モタヒ・カメ
[熟語]
缸▶・缶▶
罌
20画
[字訓] ほとぎ
[説文解字]
[字形] 形声
声符は嬰(えい・おう)。嬰はふくらみのある形のものをいう。〔説文〕五下に「缶(ほとぎ)なり」とあり、缶の大なるものをいう。〔玉〕に「瓦なり」とあり、また瓦に従うてに作る。
[訓義]
1. ほとぎ、かめ、もたい。
2. 瓶の形のもの。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕罌 カメ・ツボ
[熟語]
罌▶・罌粟▶・罌缶▶・罌▶
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報