置山城跡(読み)おきやまじようあと

日本歴史地名大系 「置山城跡」の解説

置山城跡
おきやまじようあと

[現在地名]福知山市字荒河 置山

由良川左岸、上荒河かみあらがの集落の標高約一〇二メートルの裏山にある。

位置と地勢がきわめて中世の城塞築造地として適しており、山上平地、斜面には数ヵ所に曲輪と空堀の跡があって、防御的配慮が行われた跡がみられる。「丹波志」に

<資料は省略されています>

と記され、「横山硯」に「天田郡牧ノ庄荒河村中山の城主は、山吹将監高信とて、天田郡の領主なり」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 浄瑠璃 史実 原拠

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android