置物の厨子（読み）おきもののずし

精選版日本国語大辞典「置物の厨子」の意味・読み・例文・類語

物を置く厨子棚。清涼殿では御帳の後と、第四間の奥とにすえられた、置物の御厨子をいうことが多い。
1. [初出の実例]「をきもののみづし・弾物(ひきもの)・吹物など、蔵人所より賜はり給へり」(出典：源氏物語（1001‐14頃）若菜上)

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