デジタル大辞泉
「罹」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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普及版 字通
「罹」の読み・字形・画数・意味
罹
16画
[字音] リ
[字訓] うれえる・かかる・あう
[説文解字] 
[字形] 形声
声符は羅(ら)の省文。〔説文新附〕七下に「心憂ふるなり。网に從ふ。未だ詳らかならず」とするが、羅網と隹(とり)とに従って、その憂懼を示す字。災厄にあって苦しむことをいう。離と通用し、もと同義の字であった。
[訓義]
1. うれえる、なやむ。
2. 離と通用し、かかる、つく、あう。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕罹 アフ・ウレフ・カカル
[語系]
罹・離liaiは同声。離は黐(とりもち)に隹(とり)がかかる意である。麗・儷lyaiは声近く、ふたつのものがならびつく意がある。
[熟語]
罹苦▶・罹辜▶・罹災▶・罹疾▶・罹
▶・罹毒▶・罹被▶・罹兵▶・罹乱▶
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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