羊歯植物類(読み)シダしょくぶつるい

最新 地学事典 「羊歯植物類」の解説

シダしょくぶつるい
羊歯植物類

学◆Pteridophyta 英◆pteridophytes

胞子繁殖する,シダ段階の維管束植物の総称。生活史はシダ型で,独立した配偶体上で精子による受精を行い,胞子体を生ずる。現生の群には,小葉系のヒカゲノカズラ類(ミズニラ類を含む)と,大葉系のトクサ類・シダ類・マツバラン類がある。オルドビス紀~シルル紀にコケ植物類から派生し,デボン紀までに小葉系のゾステロフィルム類と大葉系のトリメロフィトン類に分化,それぞれ石炭紀に多様化して最盛期を迎え,特に小葉類・トクサ類は巨大森林を形成した。小葉類・トクサ類はペルム紀以降小型化して衰退するが,シダ類は中生代を通じて植生のなかで一定の位置を占め,白亜紀~新第三紀に現在の科の多くが出そろった。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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