美しくも(読み)イシクモ

精選版 日本国語大辞典 「美しくも」の意味・読み・例文・類語

いしく‐も【美も】

  1. 〘 連語 〙 ( 形容詞「いしい」の連用形「いしく」に助詞「も」が付いて強められたもの )
  2. 見事にも、けなげにも、殊勝にもなどと、感嘆したり賞賛したりするときにいう。
    1. (イ) 巧みにも。見事に。いみじくも。うまく。
      1. [初出の実例]「ゐしくも此梅若公を取り奉りける」(出典:御伽草子・秋の夜の長物語(南北朝))
    2. (ロ) けなげにも。殊勝にも。神妙にも。
      1. [初出の実例]「いしくも宣ひたり」(出典:太平記(14C後)九)
      2. 「いしくも早く来たる者かな」(出典:大観本謡曲・土蜘蛛(室町末))
  3. ( 非難すべき行為やひどい仕打ちに対して ) よくもよくも。ひどくも。
    1. [初出の実例]「いしくも一茶は我をたばかりける哉とてむづかり給ふ」(出典:俳諧・父の終焉日記(1801)五月一二日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

半夏ともいう。七十二候の一つで,本来は夏至後 10日目から小暑の前日までをいったが,現行暦では太陽の黄経が 100°に達する日 (7月1日か2日) を半夏生とし,雑節の一つとして記載している。この頃半...

半夏生の用語解説を読む