美的直観(読み)びてきちょっかん(その他表記)ästhetische Anschauung

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「美的直観」の意味・わかりやすい解説

美的直観
びてきちょっかん
ästhetische Anschauung

直観のさまざまな意味に応じ美的直観の意味も異なるが,基本的には感覚的にしろ知的にしろ美を直接に認識する作用をいう。その知的側面を強調し美的感情と対立させる学説もあるが,一般には本来直接体験である美的経験の本質的契機をさすものとして用いられる。芸術想像による直観的認識活動とする B.クローチェ美学や,美的直観を意識と無意識,主観と客観統一として認識の最高形式とする F.シェリングの美学などは直観主義的美学として有名。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む