デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「美笑軒一水」の解説
美笑軒一水(初代) びしょうけん-いっすい
寛政元年生まれ。美笑軒心昔の弟子美秀軒古福に師事し,2代美月軒と号す。嘉永(かえい)2年美笑軒一水と号し別家(一水派)をたてた。安政2年4月6日死去。67歳。姓は松平。通称は源三郎,源十郎。
美笑軒一水(3代) びしょうけん-いっすい
初代一水の門人。美星軒一曜と号す。2代美笑軒一水の子一覚がみずから美笑流9代家元と称し一京と号したが1代で断絶。明治32年一曜が別家3代をつぎ,一水派美笑流を再興した。本名は荘司峯穹。