美花(読み)びか

精選版 日本国語大辞典 「美花」の意味・読み・例文・類語

び‐か ‥クヮ【美花】

〘名〙
① 美しい花。
性霊集‐二(835頃)沙門勝道上補陀洛山碑「諸州之中、美花富焉」 〔杜甫‐奉陪鄭駙馬韋曲詩〕
② 美しさを花にたとえていう語。花のような美しさ。
仮名草子・心友記(1643)下「まづ人間美花のかたちすがた、ふたたび今生にはこれなきなり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「美花」の読み・字形・画数・意味

【美花】びか(くわ)

美しい花。唐・杜甫〔馬に曲に奉陪す、二首、二〕詩 野寺垂楊の裏(うち) 春蛙(しゆんあ)、亂水の 美多く竹に映じ 好鳥山に歸らず

字通「美」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

動植物名よみかた辞典 普及版 「美花」の解説

美花 (オバナ)

植物花薄,もしくは薄の別称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android