美談(読み)ビダン

デジタル大辞泉 「美談」の意味・読み・例文・類語

び‐だん【美談】

美しい話。聞いて感心するようなりっぱな行いの話。「美談ぬし

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精選版 日本国語大辞典 「美談」の意味・読み・例文・類語

び‐だん【美談】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ほめるべきりっぱな話。現代では特に、道徳的に模範とすべき行為の話。
    1. [初出の実例]「季文子が妾帛を衣ず 魯人もって美談とす〔後漢書〕」(出典:和漢朗詠集(1018頃)下)
    2. 「岸田国士がその美談を読んで」(出典:文学の根本問題(1958‐59)〈中島健蔵〉五)
    3. [その他の文献]〔後漢書‐謝弼伝〕
  3. ( ━する ) 賛美すること。ほめそやすこと。
    1. [初出の実例]「さる程に、聞及大名等、我も我もと捧録を拝跪し美談す」(出典:山王絵詞(1310頃)一〇)

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普及版 字通 「美談」の読み・字形・画数・意味

【美談】びだん

ほむべき話。〔後漢書、謝弼伝〕(封事)孝和皇、竇后(とうこう)の恩をやさず(合葬す)。世、以て美談と爲せり。

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